◆夏休みを利用して、小中学生に中央省庁の仕事を知ってもらう夏休みのイベント「子ども霞が関見学デー」が18、19の両日、開催される。厚生労働省は昨年、恒例の「薬物乱用防止キャラバンカー」に加え、6月の改正薬事法でスタートした一般薬の新販売制度を知ってもらうためのイベント展示「薬のひみつ探検」を行い、大勢の親子連れで賑わった
◆このイベント展示では、薬の空き箱を使って、リスク分類に応じた医薬品の陳列を体験するコーナーや、薬に関するクイズに答えて景品をもらうコーナーなどが設けられ、比較的大きなスペースがとられていた
◆今年のイベントはどうだろう。同省が6月に公表した覆面調査結果では、新販売制度の遵守状況が十分ではない実態が浮き彫りになった。また、同省の6月実施の「行政事業レビュー」では、医薬食品局監視指導・麻薬対策課の麻薬等対策推進費(広報経費)が、他省庁と事業が重複するとの理由で、「事業は継続するが、さらなる見直しが必要」と判定された
◆今年は規模の縮小は免れないのかもしれない。昨年が盛況だっただけに少し残念な気もする。
「薬のひみつ探検」今年は?
2010年08月06日 (金)
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