東京都医薬品小売商業組合は5月26日の通常総代会で、相羽史朗理事長の再任を決めた。
今年度の事業計画としては、改正薬事法の目的、趣旨の徹底について、改めて組合員の意識向上を図るため、2011年度のスローガンとして、▽改正薬事法の厳守▽地域医療を支える薬局薬店を目指す▽安心安全な対面販売の実行▽インターネット販売に断固反対――の4項目を挙げている。
任期満了に伴って行われた役員改選では、相羽理事長、加藤貞良副理事長(いずれも再任)、山岸弘政専務理事(新任)のほか、佐藤博、山田修一、飯田好一、里見秀和、田中博明、落合実、松田浩二の各理事が選出された。
一方、東京薬業協同組合連合会(相羽史朗会長)の通常総会も開かれ、今年度の事業計画・予算等を承認した。
事業の基本方針では「会員並びに所属員が地域生活者の健康・保健・福祉の相談相手、アドバイザーとして活躍すべく、(医薬全商連が提唱・推進する)ヘルス・ナビ・ステーションの再確認の年とする」として、東京商組と共に組織の拡大と強化、教育および情報提供事業の充実などに注力していく。