TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【大震災/医療施設の被災状況】全壊は11病院、167診療所‐岩手、宮城、福島3県の8割が一部損壊

2011年06月09日 (木)

 東日本大震災によって、少なくとも岩手、宮城、福島の3県内にある病院の8割に当たる289施設が一部損壊し、11施設が全壊していたことが分かった。診療所は医科、歯科を合わせて1007施設が一部損壊し、167施設が全壊した。厚生労働省医政局が社会保障審議会医療部会に報告した。

 全壊した病院は岩手が4施設、宮城が5施設、福島が2施設。一部損壊は岩手が58施設、宮城が123施設、福島が103施設だった。

 3県の病院で被災直後に外来を制限したのは160施設で、外来の受け入れが不可能になったのは45施設。入院を制限したのは107施設で、入院の受け入れを止めたのは84施設となっている。

 診療所については、全壊が医科で岩手14施設、宮城67施設の計81施設に上り、福島はなかった。歯科は岩手で22施設、宮城で59施設、福島で5施設の計86施設が全壊した。一部損壊は医科で計402施設、歯科で計605施設。受け入れを制限した医科診療所は、外来が44施設、入院が13施設で、80施設が受け入れを止めた。

 このほか厚労省は、震災後のレセプト状況なども部会へ示した。それによると、社会保険診療報酬支払基金へ提出した3月診療分レセプト件数は、前年同月に比べて宮城の25・7%減、福島の22・7%減、岩手15・8%減をはじめとして、茨城、青森、栃木の各県で落ち込んだ。このうち調剤は宮城22・1%減、福島17・8%減、岩手13・9%減となっている。

 また、被災に関係するレセプト件数は、3月診療分4万0862件、4月診療分13万3973件の合計17万4835件だった。阪神・淡路大震災後3カ月の12万5176件を2カ月間で超えた。なお、一部負担金が猶予された被災患者のレセプトは、全47都道府県の医療機関から提出されており、総額5億6359万円が支払われた。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬事日報 薬学生新聞デジタル
薬業界ニュース解説
薬事キーワード解説
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS