◆来年度の概算要求で新たに「在宅医療を提供する拠点薬局の整備」として20億円が盛り込まれ、薬局・薬剤師が高く評価されたと喜ぶ一方で、急な“申し出”を冷ややかに見る向きもある
◆高い無菌性が必要な注射薬や輸液など、身近な薬局で調剤できるよう地域拠点薬局の無菌調剤室の共同利用体制を構築するという。ただ先行組は需要が少なく、マイナスを抱えながら供給しているのが現状だ
◆日薬は“会営薬局活用”をキーワードに「サポート薬局」での実態調査を急ぐ。逆に言えば、無菌製剤等の供給実態がほとんどないことの裏返しともいえる。政府には、以前から無菌調剤室を持つ病院薬剤部の活用や地域薬局との連携といった選択肢はなかったのだろうか
◆厚労省の「チーム医療実証事業」が始まりつつある。診療所を中心にした事業も数件採択された。薬局・薬剤師が“地域見守り隊”に加わる、緩やかな地域チーム医療の事業もある。いずれにせよ、医薬品の供給は重要だ。その際に患者や他職種から必ず声がかかる存在であってほしい。
「在宅医療を提供する拠点薬局の整備」に
2011年10月28日 (金)
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