◆先週は、日本政府は国民の安心・安全をどのように考え、実践しようとしているのか考えさせられた。言うまでもなく、北朝鮮のミサイル発射実験と原発再稼働問題だ
◆北朝鮮の発射実験は失敗に終わり“一安心”だが、政府の危機管理には“不安”が募る一方だ。米軍の早期警戒衛星から発射情報が日本政府にもたらされたが、3年前の誤報騒ぎに懲りてダブルチェックに時間がかかり、日本国民に知らされたのはその40分後という有り様。何が重要な情報で、いち早く知らせなければならないのか。情報の優先順位が違う
◆原発再稼働問題では、周辺住民を置き去りにした経済優先・官僚主導が見えるから、なおがっかりだ。もし福島第一原発のように放射線が漏れ出したらどうするのか。避難計画はどうなっているのか、生活はどうするのか、住民はそれが知りたい。そこがないがしろにされている
◆医療に関しては医療従事者が説明責任を持つ。知っていなければならない知識、知らせなければならない情報の優先順位は確かめておいてほしい。
情報の優先順位
2012年04月18日 (水)
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