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ストレスと生活習慣病

2012年4月20日 (金)

◆これまでストレスと生活習慣病の関連性は指摘されていたが、その詳しいメカニズムは分かっていなかった。このような現況の中、最近、名古屋大学医学系研究科の竹下享典氏らの研究グループが、マウスを用いた動物実験で、ストレスが生活習慣病につながる仕組みを解明し注目を集めている
◆竹下氏らは、マウスを1日2時間、直径3cmの狭い筒に入れて2週間飼育してストレスを与えた。その結果、副腎皮質などから分泌されたホルモンが内臓脂肪の炎症を引き起こし、炎症性ケモカインのMCP‐1が細胞内や血中で増加して血栓形成傾向が上昇した。さらに、正常マウスと比べると2割程度インスリンの働きが悪くなり、インスリン抵抗性も認められた
◆そこで、MCP‐1の働きを抑制する脂肪幹細胞を用いて治療すると、脂肪炎症は有意に抑制され、血栓形成傾向とインスリン感受性は改善された
◆ストレスが引き起こす病態研究がさらに進められ、ストレス関連疾患の抗炎症治療開発につながっていくことを期待したい。




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