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コンプライアンス体制の再確認を

2012年05月16日 (水)

◆悲惨な事故が相次いでいる。しかも防げない事故ではないことが共通している特徴だ。ツアー客だろうが宿泊客だろうが、客を相手にする業界人は客の生命を守ることを第一に考え、そのための施策を講じることが最優先されるべきである
◆大儀はそうだが、利益を追い求めざるを得ない民間企業では、このことがまま欠落してしまうことがある。国家でも同様であり、1業界、特定企業のために国民を生命、健康上の危険に晒すことなどは、愚の骨頂だ
◆日本は、世界第2位の経済(規模)大国などに比べれば、遵法精神ははるかに高いが、それでも死傷者を出す大きな事故が発生する。故意は当然、うっかりや気の緩みなどという言い訳は、命に対して絶対に通用しない
◆薬業界では、世界や国内の他産業に比べてもトップレベルの厳しい規制があることは周知の事実だ。それでも、コンプライアンスに反したケースが散見される。医薬品という生命関連商品に携わる全ての関係者が今一度、褌のひもを締め直す必要があるのではないだろうか。



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