◆違法ドラッグ対策の強化が本格化しようとしている。厚生労働省は、まだ日本で流通が未確認なものも含めて新たに17物質を指定薬物にする方針を示した
◆また“イタチごっこ”に陥っている規制を見直すため、構造が似た物質を包括的に取り締まれるよう「包括指定」方式の具体的な検討にも着手する
◆こうした国の対策とは別に、地域で薬物乱用防止キャンペーンを行う自治体も増えてきている。大阪府薬剤師会の活動はよく知られているが、今回、横浜市と横浜市薬剤師会、横浜薬科大学が3カ月にわたりキャンペーンを実施する。さらに、千葉市薬剤師会と東邦大学の学生サークル「TOHOボランティア部」が連携したキャンペーンを2日に行った
◆こうした活動の対象は若者たちだ。6月に東京都が行ったキャンペーンには多くの若者たちが集った。その際、アイドルグループの中の一人が、学校で薬物乱用に関する授業を受け、その怖さをアピールしていた。華々しいキャンペーンも重要だが、学校教育での啓発活動も見逃せない。
違法ドラッグ対策強化が本格化
2012年09月03日 (月)
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