
都内で開かれた第2回日中衛生企業交流会
日本衛生材料工業連合会(日衛連)と中国造紙協会生活用紙専業委員会は21日、都内で第2回「日中衛生企業交流会」を開催した。同交流会は、両者の意見を述べるための舞台づくりと関係強化を図ることが目的で、日本側からは約100人、中国側からは約80人が参加した。今回は、日本の成分規格に関する最近の動き、生理処理用品および紙おむつの自主基準などが紹介されると共に、中国側からは衛生用品の製品規格や生理処理用品および紙おむつ市場の状況などが報告され、両国の衛生企業の持続的発展を目指す場となった。
交流会の冒頭、あいさつした日衛連副会長・全国紙製衛生材料工業会会長の斉田喜道氏(花王執行役員)は、「当業界における日中両国の製品レベルは、両国消費者の高いニーズに対応してきている結果として、世界最高レベルに到達していると考えている。特に中国各企業の技術進歩、設備新設はめざましい」と評価。「2011年の上海大会から3年の間、多くの中国都市を巡ったが、その旺盛な消費者需要、商品の豊富さには驚くばかりである」とした。
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