◆猛暑日が続く中、夏休みを取られた方も多いと思われるが、省庁の官僚はこれから大忙しの日々を送ることになる。夏の風物詩である来年度予算の概算要求基準・シーリングが24日に閣議了解されたことを受けて、8月末までに概算要求を財務省に提出しなければならないからだ
◆日本の国家予算で最も大きいのが社会保障費だ。以前は毎年1兆円単位で増加を続けていたが、最近では聖域なき抑制策が効いたのか、今年度の予算では8300億円増、来年度は6700億円増に抑えるように求めている
◆6月30日には「経済財政運営と改革の基本方針2015」が閣議決定された。目標達成時期が物議を醸したジェネリック医薬品は17年央に70%以上、18~20年度までのなるべく早い時期に80%以上となった。また、薬価改定頻度は18年度までの改定実績を踏まえて検討することとされている
◆サブタイトルのように経済再生と財政健全化の両立が求められている。気温だけでなく、いろいろなところで猛暑に匹敵する熱い議論がこれからも続いていく。
真夏の熱い議論
2015年07月31日 (金)
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