◆東京医薬品卸業協会が創立60周年を迎え、9日に特別講演会と祝賀会が挙行された。人で言えば「還暦」に当たり、誠におめでたいことだが、ここに来るまでにはいろいろな難題を乗り越えてきた
◆会員数を見ても60年前の創立当時には106社あったが、1986年に50社を下回り、現在では20社となっており、いかに急激な再編が起きた業界・地域であったのかを物語っている
◆この厳しい環境の中、最近では経営業績を悪化させてきた一因でもある独特な商習慣を変えようと、流通改善にも各社が積極的に取り組んでいることは周知の通り。業界の活動としてはやはり災害や大事件への的確な対応が特筆されるだろう。首都圏の医薬品流通を担う身としては当然か。今後も2020年五輪、パンデミック、首都直下型大地震など、重大な懸念材料は目白押しだ
◆国民や取引先の信頼をさらに確固たるものにして、まずは次の「古希」を無事に迎え、そして、健全な市場と業界を受け継ぎ、「喜寿」「傘寿」「白寿」へとつながっていくことを願う。
東京医薬品卸業協会が創立60周年
2016年09月12日 (月)
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