◆今年の箱根駅伝は、脱水症状など選手のアクシデントによって、史上最多の3校が途中棄権した。痙攣する足を引きずりながらも、最後まで完走しようとする選手の姿が印象的だった
◆伝統として受け継いできた「たすき」を、次の走者に渡したいという執念に近い思いが伝わってきた。当たり前だが、伝統は一人では作れない。思いを同じくする人たちが、連綿と努力を重ねてきた結果だ
◆全田浩前会長の跡を継いで日本病院薬剤師会の会長席に座った伊賀立二氏が、今期限りで退任することが決まった。自ら日本薬剤師会との“太いパイプ役”を強調してきた伊賀氏。そのパイプを宙に浮かせてしまうわけにはいかない
◆一方で既に会長に2人が名乗りを上げている日薬役員選挙。副会長にも複数が名乗り出る可能性が噂されている。これまで暗黙の了解とされてきた日薬副会長の“病薬席”は、決して指定席ではない。実績と組織力をバックに勝ち取るものだ
◆個人のゴールは見えても、組織にゴールはない。次期執行部への引き継ぎをはじめとして、現執行部には多くの責任を果たしてもらいたい。
席は勝ち取るものである
2008年01月23日 (水)
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