厚生労働省は、2017年のエイズ発生報告の速報値を公表した。新規HIV感染者は992件、新規エイズ患者数は415件で、新規報告数の合計は1407件となった。新規HIV感染者数、新規エイズ患者数共に、昨年より減少した。
新規HIV感染者数は992件で、昨年の1011件から減少し、1000件を下回ったのは11年ぶり。そのうち男性952件、女性40件で、男女共に前年より減少した。感染経路は、同性間の性的接触が724件で最も多く、異性間の性的接触153件が続いた。母子感染も3件報告されている。年齢別では30代が最多で、20代が続いた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。