全国健康保険協会(協会けんぽ)は今年度から、医療費適正化に向け47都道府県の全支部で「バイオシミラー(BS)使用促進等に関する医療機関・関係団体向けアプローチ支援事業」に取り組む。昨年度に一部支部で実施したパイロット事業を踏まえ、加入者のレセプトデータから地域や医療機関ごとのBS使用状況を分析した上で、医療機関や関係団体に働きかけを行う。
協会けんぽは昨年度、大阪や福岡など10支部でBS使用促進のためにレセプトデータ分析を行い、医療機関に使用の働きかけを行うパイロット事業を実施。加入者のレセプトデータから地域や医療機関ごとのBS使用状況を分析した結果に基づき、各支部職員が計36医療機関を訪問し、BS使用の取り組み状況や課題についてヒアリングや意見交換を行った。
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