中小薬局で薬剤師の確保が難しくなる中、人材紹介会社を介した採用に伴う高額な手数料負担が経営を圧迫している。薬剤師1人の採用につき「年収の3~4割」とされ、年収500万円で手数料率が3割であれば150万円の支出となるケースもある。毎年薬価改定や物価高騰、処方箋枚数の減少に直面する中、採用コストの増大に現場からは悲鳴が上がる。中途採用を諦め、新卒採用にシフトする薬局も増えている。
上限規制求める声も
厚生労働省が3月末にまとめた2025年度の医療等分野における雇用仲介事業に関する調査研究事業の報告書によると、薬局が有料職業紹介事業者経由で採用した場合の6カ月以内離職率は9.43%と、それ以外の手法(5.12%)を上回り、ミスマッチの実態が指摘されている。
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