日本臨床検査薬協会など臨床検査関連5団体で構成する「臨床検査振興協議会」は、癌遺伝子パネル検査の保険算定方法で改善を求める「がん遺伝子パネル検査の保険適用に関する声明」を国に提出した。声明では、癌遺伝子パネル検査の保険算定や検査実施施設に関する第三者認定を運用しやすい形に見直すことなどを要望している。
癌遺伝子パネル検査をめぐっては、6月にシスメックスの「オンコガイドNCCオンコパネルシステム」、中外製薬の「ファンデーションワンCDxがんゲノムプロファイル」、ライフテクノロジーズジャパンの「オンコマインDxターゲットテストマルチCDxシステム」が国内で初めて保険適用となったが、癌遺伝子パネル検査は複雑な工程の組み合わせから構成され、複数の機関が検査に関わることから、保険適用に当たって関係する各現場で混乱が生じていた。
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