メディパルホールディングスと三菱倉庫は20日、業務提携契約を締結すると共に、三菱倉庫の医薬品専門運送子会社であるDPネットワークに出資し、医薬品流通の最新・最適なプラットフォーム構築を目的とした協業を行うと発表した。これにより、製薬企業から医薬品卸、卸から医療機関への医薬品流通において、相互に保有する技術、ノウハウを共有して、高品質、効率的で切れ目のない新しいサプライチェーンの実現を目指す。
両社は今後、市場出荷後からエンドユーザーまで全ての過程における全体最適な医薬品流通体制の構築を目指して、検討を進めていくことにしている。DPネットワークが展開しているDP-Cool(GDP準拠の医薬品保冷配送サービス)を活用して、厳格な温度管理と効率的なプラットフォームの構築を目指す。