
コリン・シャノン氏
米CRO大手のPRAヘルスサイエンシズは、循環器疾患に関する治療薬で、被験者が医療機関に通うことなく臨床試験に参加する「バーチャル臨床試験」を受託し、米国で年内に試験を開始する。コリン・シャノン社長兼CEOは、本紙のインタビューに「米国で初めての完全バーチャル臨床試験となる。将来的には日本でもバーチャル臨床試験を手がけていきたい」との展望を示した。
同社は、デジタルツールや医療データベース(DB)を活用した試験を得意としており、これまでも被験者向けのスマートフォンアプリを通じて、被験者が医療機関の訪問回数を減らす部分的なバーチャル臨床試験を手がけてきたが、今回受託した試験は被験者が医療機関に通わない完全なバーチャル試験となる。
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