◆改正医薬品医療機器等法の対応に向けた様々な動きが活発化しているが、法案の国会審議を振り返ってみると、国会議員の関心は高くないと感じた。もちろん薬機法に関連する重要な質問もあったが、介護関連の質問はまだしも、政治問題化した「桜を見る会」の追及の場と化した状況も見られた
◆全く関係ない問題を国会審議の場で取り上げることはどうかと思うが、逆に言えば議員は今回の薬機法改正をその程度の重要性しか感じていないということでもある。国民の代表である議員がこの状況なら、国民はもっと関心が低いと言っていいかもしれない
◆それにもかかわらず、特に薬局をめぐる制度が大きく変わる。肝心の国民の理解が得られなければ法改正に盛り込まれた取り組みも早晩行き詰まるだろう
◆かかりつけ薬剤師でさえ十分浸透していない中、法改正により薬局は類型化され一層多くの義務が課される。そのことで国民の薬局の活用法がどう変わり、薬物治療がどう良くなるのか。国が先頭に立ってアナウンスしてほしい。
薬機法改正の重要性
2019年12月13日 (金)
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