
6月にツルハホールディングスの新社長に就任した鶴羽順氏は本紙の取材に対し、売上高1兆円の中期目標達成に向け、「課題であるデジタル戦略に注力していきたい」と述べ、アプリ会員の拡充やデジタルマーケティングプラットフォーム(DMP)を構築していく方針を示した。また、医薬品にとどまらず、食料品や日用品の買い物を1店舗で完結できる「ワンストップショッピング」による利便性向上を目指し、精肉・青果売場を充実させた店舗を今期270店舗立ち上げる考えを明らかにした。
同社は、地域集中型のドミナント戦略に基づく店舗展開とM&Aにより、2024年5月期に店舗数3000店舗、売上高1兆円を目指す中期目標を掲げており、20年5月期は店舗数2150店舗、売上高8410億円で着地した。
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