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テルモは19日、血管内超音波診断装置「VISIWAVE」(ビジウエーブ)を新発売した。
「VISIWAVE」は、心臓血管のカテーテル治療に使用する血管内超音波診断装置。高精細の超音波画像を実現するため、フルデジタルイメージングシステムを採用。カテーテル治療の安全性と効率性を向上させた。また、記録した画像は、レビューモードで様々な画質調整が可能で、臨床現場だけでなく研究用としても対応できる。
同社は、血管内超音波診断分野を強化しており、既に4月には、血管内をより細かく観察する超音波診断カテーテル「ViewIT」(ヴューイット)を発売している。血管内超音波診断分野の国内市場は、2007年度で約140億円と言われており、同社のシェアは12%。血管内超音波診断分野の商品ラインアップを充実させることで、10年までに30%のシェア獲得を目指している。将来的には海外での事業展開も予定している。
販売価格は、税別2500万円。レンタルにも対応する。