政府の規制改革推進会議医療・介護ワーキンググループが8日に開かれ、処方箋等に対する電子署名の資格確認方法として「HPKIに限定すべきでない」との意見が相次いだ。低い普及率がデジタル化の促進を妨げることを懸念したもので、厚生労働省が対応策を検討することとした。
処方箋には医師等の記名、押印、署名が求められるが、電子処方箋には国家資格が確認できるHPKIが電子的署名と認証に利用できるため、利用が推奨されている。ただ、9月末時点の普及率は、医師全体の約6%にとどまっている。
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