厚生労働省の23年度予算案は、一般会計が前年度当初予算比で1.6%増の33兆1686億円で過去2番目の規模に上った。社会保障関係費は1.7%増の32兆8514億円で、このうち医療は12兆2356億円と前年度比0.5%増で、介護には3兆6959億円(2.7%増)、福祉等には3兆8582億円(2.8%増)を計上した。
予算案のうち、新たに、医療用医薬品供給情報緊急調査事業として1500万円を計上した。医療用医薬品の供給不安が拡大している現状を踏まえ、日本製薬団体連合会が実施している供給状況調査の頻度を現在の3カ月に1回から毎月に向上させると共に、調査から公表までの期間を短縮できるよう調査・集計作業の業務フローを改善する。
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