ファルメディコ社長の狹間研至氏は18日、大阪市内で開かれたメディカルジャパンで講演し、院外処方箋発行率の伸びが上限に達し、薬局間の競争が激化していると語った。ドラッグストアの調剤部門が応需枚数を伸ばし、大手調剤薬局チェーンもシェアを拡大している。中小薬局は個性と専門性を発揮することで、こうした動きに対抗できると呼びかけた。
以前は、医療機関の近隣に薬局を出店し、院外処方箋という水源にできるだけ近い位置を確保できれば、薬局の経営は成り立った。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、受診控えなど患者の行動が変化。ドラッグストアの調剤部門の成長もあり、中小薬局の経営は厳しくなっている。
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