◆実際の医師に似せたアバターが治療内容を動画と共に説明する。順天堂医院の「バーチャルホスピタル」で見た。いずれ患者とのやり取りも可能になる。都心では治療薬を病院から患者宅に運ぶロボットが歩道を疾走した。横断歩道を渡り、横切る車を避け、無事届けた。武田薬品などによる実証実験だ
◆時代は加速する。そう思わされる。コロナ禍前はこんな光景を目にすると考えていなかった。そのほか、検査画像を3D画像に変換、疾患部位を360度どこからも見られ、手術の検討などを行えるシステムを体験した。血管の瘤の大きさ、形が手に取るように分かった。日本メドトロニックなどが開発した。デジタル機器で患者、医療者間をつないでサービス提供する「コネクテッドケア」という言葉も耳にした
◆いずれも1月の取材だ。一連の動きは患者を中心に医療を描く。治験、薬物治療、市販後監視などもこの流れにある。新技術の創薬研究も急だ。製薬企業の経営体制見直しの発表が相次ぐ。到来する大変革期が後押ししているように映る。
時代は加速する
2023年02月13日 (月)
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