◆新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前は、マスクを着用することはあまりなかった。それは自身がかぜに罹患した時にさえである。真冬の防寒対策や掃除の際に着用する程度だったが、今では鼻と口をマスクで覆うことが日常となっている
◆最近数年のマスク需要の高まりから、デザインや機能性も向上した。紫外線防止マスクなども発売されている。感染症対策の側面のみならず、帽子を被るような感覚での着用が定着していると言えるだろう
◆こうした中、政府は3月13日からマスク着用を個人の判断に委ねるとの見解を発表した。一方で、マスク着用を推奨する場面も細かく示している。その内容を見ていると、マスクはもともと個人の判断で着用していたのではないかという疑問は生じる
◆今回、国のお墨付きと言えるような指針が示されたことで、2005年に環境省の呼びかけで始まった「クールビズ」のように、意外と早くマスクを着用しない日常が戻るのではないか。まずは官公庁関係者らの振る舞いにも注目したい。
マスク着用、3月13日から個人の判断に
2023年02月17日 (金)
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