沢井製薬の澤井健造社長は13日、グループの2023年3月期第3四半期決算説明会で、原薬・資材の調達コスト高騰の中で持続的に供給していくための価格政策に言及。「(当社の)仕切価はそもそも低くない。ここ何年かは上げてきたが、今回は大きな変化を求めることにならざるを得ないと考えている」と述べ、仕切価を引き上げる意向を示した。
澤井氏は、「国民に必要なジェネリック医薬品の供給を続けるためには、それなりに原資は必要」と理解を求めた。
さらに「他社も同様の状況だろう。そのような価格政策を取ることで、(同社の)数量が減ることはないと思う」と述べた。取引卸の絞り込みは否定した。
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