オーガナイザー
村木優一(京都薬大)
濱野裕章(岡山大病院薬)
座間味義人(岡山大病院薬)
八木達也(浜松医大病院薬)
本シンポジウムのキーワードは「臨床薬剤師」「多機関共同研究」「キャリアパス」「人材育成」である。キャリアパスとは一般的に「キャリアアップへの道筋・ルート」を示す。
薬剤師のキャリアアップには、専門資格や博⼠号を取得し、質の⾼い研究を継続的に実施することが必要とされている。質の高い研究の実施には、まずは臨床現場から「Clinical question」を導き、適切な研究デザイン・統計解析のもとで、「Clinical question」を解決する必要がある。さらには、サンプルサイズの確保や研究を継続的に実施するため指導者の育成が重要となる。しかし、単施設でこれらを解決することは困難であることから、多機関共同研究が注目されている。
本シンポジウムでは、臨床薬剤師、アカデミアから、多機関共同研究の実例や自身のキャリアパスを紹介し、「どうする育成」をテーマに今後の薬剤師の⼈材育成について議論を深めたい。
(八木達也)