オーガナイザー
森岡弘志(熊本大院薬)
甲斐広文(熊本大院薬)
井上浄(リバネス)
弘津辰徳(サイディン)
アントレプレナーシップは、起業をするために必要な能力と一般に捉えられている。しかし、その解釈は幅広く、社会課題を解決するため、新たなアプローチで好奇心を持って挑戦し続ける姿勢や能力であるとわれわれは考えている。
薬学は、多様な専門分野を学ぶことができ、卒業時には多分野にわたる知識を持つことになる。従って、薬学人材がアントレプレナーシップを身につけることにより、リーダーとして世界が抱えるあらゆる課題を解決できるポテンシャルを秘めている。
このような背景から、熊本大学薬学部では、2017年から学部1年生を対象に、アントレプレナーシップ育成講座(iHOPE:Innovative Healthcare-Oriented Program for Entrepreneur)を、また、21年から実践編として、大学院生を対象にiHOPE NEXTを開講した。
本シンポジウムでは、これまでの活動報告に加え、履修した学生の変化やアントレプレナーシップの重要性について議論する。
(弘津辰徳)