帝人、台湾のTFBSバイオサイエンス、メディリッジは、CAR-T細胞療法など遺伝子導入を伴う再生医療等製品の製造、開発に用いるウイルスベクター、プラスミドの安定供給に向け取り組む。3社は協働して、新たな医療、産業の創出を進める千葉県の柏の葉スマートシティを拠点に再生医療CDMOとしてのワンストップサービス体制を整える。
3社は3月28日、再生医療等製品の開発・製造に用いる原材料供給に関する業務提携を行ったと発表した。提携により、帝人は、メディリッジからプラスミド供給を、TFBSからウイルスベクターの供給をそれぞれ受けることが可能になる。国内のウイルスベクターのサプライヤーが限られている中で、企業や学術機関などに対し、再生医療等製品の研究開発の早期から商用生産までの各段階において、安定的に原材料供給ができるようにする。
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