日本薬剤師会の山本信夫会長は22日、都内で開かれた日本医学会総会で講演し、薬局薬剤師の現状について「医薬品と患者に関する情報をうまく活用できていない」と指摘。医療情報などを活用し、発症前から患者に相談対応する健康サポート機能を持った薬局を今後のあるべき姿に掲げた。また、2025年の地域包括ケア体制を見据え、医師との間で薬物療法を管理するプロトコルを作成しておく必要性にも言及した。
山本氏は、薬局薬剤師業務について「人の誕生から終末期までライフステージに応じて関わり、自分の患者というイメージで対応することが必要」とした。
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