インテージヘルスケア社長の仁司与志矢氏が退任し、7月1日付で取締役に異動する。新たな社長には村井啓太取締役が昇格する。インテージホールディングス(HD)が9日に発表した。異動理由は開示していない。
仁司氏は現在56歳で、旧ティー・エムマーケティング(後のアンテリオ、現インテージヘルスケア)の創業メンバーで、2007年に同社社長に就任以来16年にわたってトップを務めた。
同氏は、7月1日以降も引き続きインテージHDの取締役を兼務し、CWO(最高働き方改革推進責任者)、特命事項担当を担う。
新社長となる村井氏は1975年12月生まれの47歳で、若返り人事と言える。99年に社会調査研究所(現インテージ)に入社し、2012年に当時のアンテリオに異動。
インテージヘルスケアでは19年4月に執行役員に昇格し、経営企画部長、20年には市販後エビデンス事業部長を務め、22年7月から現職にある。
インテージHDでは、7月1日付で上席執行役員に就く。仁司氏が務めているマーケティング支援(ヘルスケア)事業担当になる。