病院・福祉施設向けリネンサプライ事業の大手ワタキューセイモア(本社京都府綴喜郡、社長安道光二氏)の子会社で調剤薬局事業を手がけるフロンティア(京都市)とリゲルコーポレーション(兵庫県尼崎市)の2社は、来年1月1日付で合併する。今後、統合に向けた調整を進めていく。存続会社はフロンティア。
フロンティアは「ワタキュー薬局」の名称で全国で85店を、リゲルコーポレーションは大阪、兵庫を中心に「フレンド薬局」の名称で39店の調剤薬局をそれぞれ展開。両社併せた規模は年商約200億円、124店舗となる。
リゲルコーポレーションは05年3月にワタキューセイモアの完全子会社となって以降、同じグループで調剤薬局事業を展開するフロンティアとの役員交換などを経て、経営統合に向けた調整を図っていた。