◆新型コロナウイルス感染症の流行がひとまず落ち着き、個別取材、記者会見は対面でマスクなしで行う機会が増えた。本当に助かる。質問に答える時の相手の表情、場の雰囲気が感じられるからだ
◆嬉しいのか、警戒しているのか、困る質問なのか、頓珍漢な質問なのかなど、相手のしぐさ、口ぶりを見ながら相手との距離感を計り、質問を考え、対話を重ねる。きっと相手も同じだろう
◆さらに一通りの質疑が終えた後、当事者、側近との感想戦もしやすくなった。これは原稿の正確さを高める重要な機会だ。例えば語尾。発言趣旨を確認し、「決めた」「する」と言い切れるのか「検討する」がいいのか、「述べた」「明らかにした」など本人の意向、主張が強いのかなど書き方を見極める。ある提案には意外な反対に遭っている、〇〇プロジェクトには▽▽先生、□□社が助言しているなど、周辺情報を仕入れられたりもする
◆記事の文章は無機質、無感情だが、原稿を作るまでは結構人間臭いやりとりをしている。AIに負けてはいられない。
原稿を作るまでのやりとり
2023年06月07日 (水)
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