富士経済は、再生医療等製品の国内市場が2030年には、22年152億円の4.8倍の723億円に成長するとの予測を発表した。CAR-T細胞療法、遺伝子治療用製品による市場開拓が進んでいることを要因に挙げた。対象患者数は限られるものの、高薬価であることも市場を押し広げていると指摘した。
再生医療等製品の伸長の主な要因は、細胞治療薬市場。CAR-TやCAR-NK、TCR(癌抗原を認識するT細胞受容体)-Tなど細胞治療薬、遺伝子治療用製品の新製品の発売によって大きく伸長すると、同社は見ている。22年の68億円から30年には4.9倍の330億円に成長すると予測した。
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