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上半期売れたものランキングに新型コロナの影響

2023年07月10日 (月)

◆インテージが公表した「2023年上半期売れたものランキング」によると、1位となったのは「検査薬」だった。前年比245%、19年比414%と大きく数字を伸ばした。その主な要因については、新型コロナ用の抗原検査キットが挙げられた
◆同社は、3月にマスク規制が緩和されたこと、5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが5類になったことなどを挙げ、「明らかに今までのフェーズとは違う状況になる中、上位に入ってきているのが医薬品」と説明している
◆具体的には、6位の総合感冒薬(前年比144%)、8位の鎮咳去痰剤(同138%)、10位の口腔用薬(同134%)などがあり、いずれも前年を大きく上回る状況が続いている
◆新型コロナによって波及した各方面への影響は約3年に及んだ。収束したとはまだ言えない状況だと思うが、行動制限がなくなるなど環境も変化し、皆の意識にも変化が生じているだろう。こうした中で、下半期のランキングがどのようなものになっていくのか興味が尽きない。



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