厚生労働省医政局の内山博之医薬産業振興・医療情報審議官は8月29日、就任後初めて専門紙と会見し、医薬品業界の課題の一つである創薬力強化については、「厚労省だけでは担いきれない部分もある」として、内閣府や経済産業省など他省庁との連携の重要性を強調した。
内山氏は、医薬品業界の課題として、安定供給、創薬力強化、ドラッグラグ・ロスの解消に言及。医政局では後発品の安定供給に関する検討会を担当するため、「具体的施策をもう少し詰めて考えたい。保険局や医薬局ときちんと連携していくのも重要だが、創薬は厚労省だけでは担いきれない部分もある」として、内閣府、経産省、文部科学省の他省庁と連携する重要性を強調した。
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