エーザイは12日、認知症発症リスク予測などデジタル技術を用いて認知症患者・家族を支援するサービス開発を行う新会社「テオリアテクノロジーズ」を設立したと発表した。同社は「認知症エコシステム」の構築と称して、治療薬の研究開発以外に、認知症予防や患者・家族の治療生活などに必要なサービスの開発を進めており、この事業を新会社が担う。完全子会社として2024年4月から事業を開始する。
子会社化することで、意思決定の迅速化とデジタル人材の採用・育成強化を図る。発表によると、同社はまず、MCI(軽度認知障害)、認知症の早期発見に向けた発症リスク予測アルゴリズムを開発し、一般向けに2024年度中のサービス開始を目指す。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。