◆知人が転居と同時に定期受診する診療所を変えたところ、「うちでは処方できない」と言われるほどこれまで処方されていた睡眠薬の量と種類が多かったことが判明したと聞いた。身近で多剤投与が行われていたことがショックだった
◆以前のかかりつけ診療所は医師の親族の薬剤師が院内処方を行っていたようだ。知人は薬剤師から服薬指導を毎回受けていたが、量や種類が多いという指摘はなかったという。薬局によるチェック機能が働かない院内処方のデメリットの一つを目の当たりにした
◆一方、知人は薬局へ行く手間がかからないという院内処方のメリットも享受していた。今後は院外薬局に行く必要があるため、定期的な受診継続を危惧していたが「このまま多剤投与が続いていたらと思うと怖かった」と話していた
◆薬剤師から服薬指導を受けたとしても、処方が適正か患者が判断することは難しい。院内処方と院外処方があることやその特徴を把握してもらった上で、受診する医療機関を選べるようになればいいのではないか。
院内処方のメリット・デメリット
2023年10月04日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿