薬局団体連絡協議会が主催した「国民のための薬局のあり方シンポジウム」が1日に都内で開かれ、地域医療における地域薬剤師会の役割をめぐり討論した。組織率が課題となる中、各地域薬剤師会会長からは「会員にとってメリットのある事業を訴求する」「国が実施する事業に薬剤師だけではなく、薬剤師会という言葉を組み込むことが必要」などの意見が出た。
青森県の八戸薬剤師会は、八戸管内で行政に届け出を行っている保険薬局149軒全てが薬剤師会に加入し、組織率100%を達成している。薬剤師会活動としては、院外処方箋の事前合意プロトコルの運用を開始しているほか、会員専門ページでは余剰医薬品情報の共有を通じて薬局間での小分け販売を行えるよう支援している。
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