田辺三菱製薬は4日、精神科領域を専門とする完全子会社の吉富薬品を2024年3月末をメドに吸収合併すると発表した。かねてから検討している生産性の向上に資すると判断した。
吉富は、田辺三菱の製造販売する精神科領域の医薬品17品目のほかに、グループ外の企業の製品のプロモーションを担っている。吸収合併に当たり、吉富が持つ全ての権利や義務は田辺三菱が承継する。
今後は、田辺三菱の営業本部内に精神科領域部(仮称)を新設し、精神科領域の医療用薬のプロモーションを行う予定にしている。
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