星薬科大学は来年度から、卒業後の実務に直結するよう見直した新たなカリキュラムを開始する。6年間を三つのステージに区切り、段階的に成長を実感できる内容に組み換え、改訂薬学教育モデル・コア・カリキュラムを視野に臨床科目を充実させたほか、多様な進路に触れるため、2年次にキャリアデザインの授業を設定。さらに“研究志向大学”のコンセプトを発展させるため、5~6年次に「応用研究」コースを新設し、研究職など卒後のキャリア支援も強化する。牛島俊和学長は、「今後、卒業生の満足度や活動をモニターしながら、その結果を教育に反映させていきたい」と話す。
臨床科目と研究も充実
星薬大は、今回の新カリキュラムで、薬学科の6年間について、1~2年次を「基盤強化」、3~4年次を「飛躍準備」、5~6年次を「薬の専門家へ」という三つのステージに区分。2年ごとのカリキュラムにテーマを付けることで、学生が明確な目標に向かって学修し、成長を実感できるように見直した。
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