抗インフルエンザウイルス薬の限定出荷が、塩野義製薬の「ゾフルーザ錠10mg」(一般名:バロキサビルマルボキシル錠)にも及んだ。同剤には20mg錠、顆粒2%分包の規格もあるが、10mg錠は12歳未満の小児(体重10~20kg未満)の治療適応で、1回1錠単回投与となっている。
同社は「他社の抗インフルエンザウイルス薬が限定出荷となった影響を受けて、予想を上回る需要増加となっている」とし、出荷量は通常より増やしているものの「安定供給に支障を来さないよう」限定出荷にしたと説明している。通常出荷に戻る時期は未定。
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