サワイグループホールディングス(サワイGHD)は17日、米国のジェネリック事業の持株会社、事業会社などを台湾のボラファーマシューティカルHDに売却し、米国事業から原則撤退すると発表した。サワイGHDは日本事業に優先投資し、国内に注力する。新たな成長戦略が迫られることになるが、同社は長期ビジョンの数値目標の再設定と、経営目標値の設定などの詳細を次期中期経営計画とともに6月にも公表する。
これはサワイGHDが16日の取締役会で決議した。同社は米国事業の持株会社サワイアメリカHD(SAH)の全株式、その傘下のサワイアメリカ(SAL)とアップシャースミスラボラトリーズ(USL)の持分をボラに3月末に譲渡する予定で同日に契約を締結した。
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