大阪府薬剤師会のモバイルファーマシーが17日、能登半島地震の被災地に向けて大阪市中央区の同府薬会館を出発した。現地で薬剤師が災害処方箋などの調剤を中心とした医療支援に当たる。既に各都道府県薬剤師会等が保有するモバイルファーマシーが複数台、現地で稼働中だが、15日に日本薬剤師会から要請を受け出動となった。車両は輪島市門前町の避難所に配備され、今月末まで活動を行う予定である。
同車両は、調剤機器メーカーのユヤマが所有する業務車両(3tトラック)で、2018年に府薬が被災地で行う災害時調剤支援車として貸し出す協力協定を結んでいる。今回は初めての出動で、「災害時調剤支援車」「大阪府薬剤師会」の看板を車両に取り付けて使用する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。