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被災地支援の経験を活かして

2024年01月31日 (水)

◆元日に石川県の能登半島を襲った震災から1カ月が経過した。発災直後から各都道府県の薬剤師会は、日本薬剤師会のスキームに基づいた災害支援薬剤師の派遣を行っており、現在も継続中である
◆先日、被災地に赴きモバイルファーマシーを活用した支援活動に従事した薬剤師会関係者から話を聞く機会があった。各自治体から派遣されたモバイルファーマシーが5カ所の避難所に各1台配備され、災害処方箋の調剤対応だけではなく、避難所情報などを持ち合う薬剤師の活動拠点にもなっていたという
◆東日本大震災や熊本地震の被災地において、薬剤師として支援活動をした関係者は、過去の活動と比較し「全体を通して(薬剤師の)対応能力が上がっていると感じた」と実感を話していた
◆刻一刻と状況が変化する被災地では、経験値に基づく思考や判断が必要なことも少なくない。その集積された知識が、後の災害時に大いに役立つケースもあるだろう。現在も被災地において医療支援活動に尽力している薬剤師に改めて敬意を表したい。



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