横浜拠点は技術開発に注力

奥田社長
中外製薬は、注力する中分子創薬の研究体制を強化する。神奈川県横浜市にある中外ライフサイエンスパークからシンガポールの研究子会社に中分子創薬スクリーニング機能を移管し、横浜拠点は中分子創薬の技術開発に注力する。機能分担することで連続的な創薬プロジェクトの創出を目指す。
新体制整備に当たり同社は、2026年までの時限的拠点としていたシンガポールの研究拠点を恒久的な創薬研究拠点として整える。ペプチドの化学合成など中分子薬創出における機能拡充、研究施設の移転を進める。それによりシンガポールの研究機関との協働によるオープンイノベーションを強化し、さらなる技術開発やシンガポール発の新薬候補の連続的な創出を図る。
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