日本医療研究開発機構(AMED)の三島良直理事長は13日に記者会見し、2020年から開始した第2期中長期計画を振り返り、六つの統合プロジェクトについて「基本的に有効に機能した」と評価した。一方、基礎から臨床へのシーズ橋渡しの難しさも吐露し、「死の谷を解消し、いかにスムーズに行っていくかは第3期の大きな目標。体制構築のために人員を増やすことは当然必要となってくる」と展望を述べた。
三島氏は、第2期からモダリティ(治療技術)等を軸とした六つの統合プロジェクトに再編したことについて「医薬品、医療機器、再生医療などの開発目的が明確になり、研究者の意識が変わった」と評価。
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