
協定書に署名し握手を交わす手代木社長(中央)と、長崎大の永安武学長(左から2人目)
塩野義製薬と長崎大学は、マラリアを対象にした産学連携で5年以内に、低分子薬の臨床開発入りとPOC取得、mRNAワクチンの臨床開発入りを目指す。産学連携を更新し、2024年度から第2期として5年間取り組む協定を結んだ。抗マラリア薬は、服用回数を減らせる長期作用型で症状発現を予防する薬など、複数の候補の開発を進める。
両者は2019年2月に包括連携協定を締結し、同4月に長崎大学熱帯医学研究所内に「シオノギグローバル感染症連携部門」を設置。国内外の様々な機関との連携を強化し、オープンイノベーションネットワーク体制で研究を推進している。
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