オーガナイザー
内田淳（山梨大病院薬）
嶋田努（金沢大病院薬）
昨今の目覚ましい医療の進歩により、多種多様な医療が施行されている。臨床現場では、薬物療法施行において、より質の高い医療の提供を指向した臨床的ニーズが生まれ、それに応えるため、課題解決が望まれている。これら臨床的ニーズの中には、製剤学的課題を有したものも数多くある。
そこで本シンポジウムでは、これら臨床的ニーズに応えるため、第一線で活動されている医療現場・大学の製剤研究者から、臨床的ニーズの現状や課題解決に向けた取り組み等について最新の知見等を交えながらご講演いただき、臨床的ニーズに応える製剤学的アプローチのノウハウや研究成果の社会実装等の今後の展望等について、参加者と共に多角的に議論したい。
本シンポジウムが、臨床現場から生まれるニーズを的確に捉え、製剤学的アプローチによる科学的課題解決の推進、さらには、今後の医療の発展および創薬・育薬へのストラテジー確立の一助となれば幸いである。
（内田淳）
